ノートPCでトリプルディスプレイにする方法

  1. この記事の内容
  2. サポートされているディスプレイ数を調べる
  3. 必要なもの
    1. USBディスプレイアダプタ
    2. モニター
    3. HDMI、VGA 、DVI のどれかのケーブル
  4. 解像度
  5. 注意点

この記事の内容

フリーランスコーダーをやっていてデュアルディプレイからトリプルディスプレイにした筆者の経験をもとに、
トリプルディスプレイにするために必要なものや方法、注意点を解説します。

ノートPCの画面 + 外部のディスプレイ + 外部のディスプレイ

この2つ目の外部のディスプレイを追加する方法です。

サポートされているディスプレイ数を調べる

CPUとGPU(グラフィックカード)には、それぞれ最大画面数というのが決まっています。

私のノートPCの場合、

CPU:インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー
最大画面数:3
GPU:NVIDIA GeForce GTX 1050
最大画面数:3

この場合合計で6画面対応ということになっています。
ただし実際には、出力ポート(出力端子)の数の制約も受けます。

私の場合はゲーミングノートPCなので、このように6画面対応となっていますが、
基本的なノートPCの場合は、

CPU
最大画面数:2
GPU
非搭載

というケースが多いでしょう。
この場合は、HDMIやVGAやDVIの出力ポートの合計が仮に2以上でも、そのままケーブルで繋いでもトリプルディスプレイにはできません。

ご自身のCPUが何画面に対応しているかを調べる際は、メーカー公式ページに載っていると思います。

インテルの場合は、以下のようなCPUの仕様のページにアクセスし「プロセッサー・グラフィックス」の「 サポートされているディスプレイ数 」を見てください。

インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー

ここまでで、お使いのPCが3画面以上に対応している場合は普通にケーブル2本とモニター2つあればいけます。

例を挙げると、
1つ目は、HDMIで。2つ目はDVIでといった感じですね。その説明はハショります。

2画面までしか対応していない場合は、USBディスプレイアダプタを使ってトリプルディスプレイにすることができます。

USBディスプレイアダプタとは、PCの最大画面数に関係なく+αで画面出力できるようになるものです。

必要なもの

  • USBディスプレイアダプタ
  • モニター
  • HDMI、VGA 、DVI のどれかのケーブル1本
  • PCのUSB出力ポート

PCのUSBポートにUSBディスプレイアダプタをつなぎ、
USBディスプレイアダプタにHDMI、VBA、DVIのどれかのケーブルをつなぎ、
そのケーブルをモニターにつなぎ、
といったイメージです。

USBディスプレイアダプタ

USBディスプレイアダプタはPCから映像出力を受け、それをHDMI等に変換し、モニターに出力してくれるものです。
PCの最大画面数に関係なく映像を出力することができます!

ただ、USBディスプレイアダプタはモニターの規格に合ったものを選んでください!

例えば、モニターがHDMIに対応しているとすれば、
USBからHDMIに変換するUSBディスプレイアダプタと、HDMIケーブル1本
が必要ということです!
ほかの場合も同様です。

必ずモニターがなんの規格に対応しているか調べた上で購入するようにしましょう。

モニター

モニターに関しては、値段は安いもので1万円、高いもので10数万ぐらいしますね。

画面の大きさ、解像度、映像入力の規格、スピーカーの有無等をしっかり確認して選びましょう。

用途が限定されているのであれば、必要な機能だけがついたシンプルなものを選べば案外安く抑えられるかもしれません。

参考に自分が買ったものを紹介しておくと、

値段
11,980円(変動している可能性はあります)
画面サイズ
23型ワイド
解像度
1920×1080 フルHD(1080P)
入出力端子
HDMI x 1, D-sub15ピン x 1
スピーカー
1.5W + 1.5W (ステレオ)
その他
IPSパネル採用 首の角度を前後に調節可能

こんな感じですね。

IPSっていうのは、見る角度による色の変化が小さいやつのことらしいです。
用途にもよりますが、デザインを触ったりするので自分はあってよかったなと。

首の角度を変えられるのも何気にうれしいですね。
もともとテレビをセカンドモニターとして使っていましたが、こいつは首が動きません。
困ったやつです。

筆者は、「モニターを買うとなると2、3万は覚悟しないといけない」と勝手に思っていたので、1万ちょっとでこのくらいのが手に入るのはお財布にやさしいなと思いました。

HDMI、VGA 、DVI のどれかのケーブル

モニターに合ったケーブルが一本必要になります!
USBディスプレイアダプタだけだとモニターに繋げないので気を付けてください。

これに、USBディスプレイアダプタの規格も合わせるようにしましょう。

自分はとりあえずHDMIを選びました。

解像度

amazonでUSBディスプレイアダプタで検索すると、上位のものはほとんど1080P対応となっていますね。価格は1000円~2000円程度でお手頃です。

自分は1080P対応の物を買いましたし、基本的にはこれでいいんじゃないでしょうか?

もし、モニターが4K対応で4Kの映像を楽しみたい方は、4Kに対応したものを選ぶ必要があります。もちろんケーブルも4K対応のものにする必要があります。
4K対応のものは少し高いです。5000円~ぐらいな感じですね。

ご自身の目的に合ったものを選ぶようにしてくださいね。
買った後に規格が違ったりすると面倒ですからね。

注意点

USBディスプレイアダプタはドライバのインストールが必要な場合があります。
自動でインストールされる場合もあるかもしれませんが。

私の場合は、商品ページに記載のURLからドライバをインストールする必要がありました。
なのでそのまま差し込んですぐ使えるわけじゃないので注意しましょう。

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